| 指定等: | 県指定 |
| 種別: | 旧跡 |
| 員数: | 1基 |
| 年代: | 江戸時代 |
| 指定年月日: | 昭和33年3月20日 |
| 所有者: | 宗教法人・金剛寺 |
| 所在地: | 大字安行吉岡1361 |
安行における植木・苗木業開発の祖とされる吉田権之丞の墓です。吉田家は、代々「花屋」の屋号を継ぎ、伝えるところによると権之丞は、若い時から草花や盆栽に興味を持ち、珍しい草木を集めて栽培しており、江戸に持ち出して販売したところ大当たりしたといいます。墓は、棹石高67.5cmを測る小松石製で船形を呈します。観音立像が肉彫りされ、左側に「元禄十六癸未七月朔日」、右側に法名「陰清禅定門」の銘が陰刻されています。