昭和9年(1934)に洋館の東側に増築した、木造一部2階建ての寄せ棟屋根を載せた数寄屋造りの建物です。和風による迎賓のための施設として使用されました。設計監督は櫻井忍夫の事務所を継承した府馬陽二が行いました。1階は10畳の仏間、12畳半の次の間、大床をもつ15畳の座敷を並べ、2階は、8畳の床付き座敷と4畳の次の間を配しています。